相続放棄

相続は死亡によって開始し、相続人は、相続開始の時から被相続人の財産に属した一切の権利義務を承継します。つまり、相続人は、被相続人（亡くなった方）のプラスの財産もマイナスの財産も両方ともを承継します（民法第８９６条）。

そうすると、亡くなった方のプラスの財産よりもマイナスの財産が多い場合、相続によって多額の負債を承継してしまいます。また、相続が開始することで、疎遠となっていた親族と関わりを持ちたくないのに、意図せずに関わりを持たざるを得なくなるケースもあります。このような場合、相続を放棄することで、無用のトラブルを回避することができます。

当事務所では、相続放棄の申述を、弁護士が代理人として進めることができます。また、自分で手続をするための相続放棄マニュアルの販売もしていますので、ご自身で手続を進めることも可能です。